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『市場のクジラ』って知ってますか?
2023.09.28
日本の公的年金制度は、現役世代が納める保険料を高齢者世代に給付する「賦課方式」です。
給付に充てられなかった分は将来のために積み立てられ、年金積立金管理運用独立行政法人
(GPIF)によって運用されています。 (GPIF:Government Pension Investment Fund)
運用資産額が約200兆円(2022年度末時点)を超えるGPIFは、その財源の大きさから
『市場のクジラ』とも呼ばれる世界最大の機関投資家でもあります。
年金積立金は、長期的に「実質的な運用利回り(スプレッド)」を年平均1.7%確保するよう
に求められています。 なお、2022年度は市場変動が大きい状況が続いた中で1.5%(年率)
の収益率となっております。
さて、ここで問題です。
Q: GPIFの2001年度~2022年度の累積収益額は次のうちでれでしょうか?
① 約 11兆円
② 約 57兆円
③ 約 108兆円
GPIFの運用成績は2001年度の市場運用開始以来、2022年度までで収益率3.59%(年率)
新型コロナウイルスの影響による相場の下落ちが見られるものの市場変動の影響を
受けにくいインカムゲイン(利子・配当収入)を収益の中心とすることで、
安定した運用を実現しています。
なお、年金財源のうち積立金の割合は1割程度のため、運用による
短期的な市場変動の影響はほとんどありません。
また、2004年の年金制度改定時点で、100年後を見据えた計画が立てられており、
概ね50年は積立金を取り崩す必要はないとされています。
クイズの答え ③ 108兆円 累積収益額 108兆3,824億円
2022年単年 収益額 2兆9,536億円
※日本FP協会【FP知識3分クイズ】引用
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